2009年10月5日月曜日

講演会とセミナー

10月3日(土)、4日(日)の午後、キリスト者共同体主催の、ミヒャエル・デーブスさんの講演会「誕生の秘密・死の秘密-人生に働くキリストの力」に参加してきました。テーマがバイオグラフィーに関するものだったので、とても期待が大きかったのですが、その期待を裏切らないすばらしい講演会になりました。講演もすばらしかったし、通訳の香川さんの通訳も最高でした。

内容的には知っていることが多かったです。しかし、やはり自分の知っていると思っていることを、他の人に思い出させてもらうことは、本当に素晴らしいことでだと実感しました。

一番、繰り返し聞かせてもらって、心に残っていることは、「すべてやりとげた決心は私の自我を強めます。すべてやりとげられなかった決心は私の自我を弱めます」という言葉です。つまり、「必ずやりとげられること以外には決心すべきてはない」ということ、決心の内容はどうでもいいから、決めたことをやりぬくことが大切だという話でした。

簡単に決めてしまって、いつの間にか、自然消滅している自分との約束の多さに、自分の自我が弱いのはそのせいかと思い当たってどきっとしました。

もう一つは、「自由というのは、自分でやると言ったことの帰結(結果)に対して自分で責任を取る(担う)ということだ」という言葉です。私はなんて不自由なんだろうと思いました。

4日(日)の午前中は、第4回バッチフラワーシンポジウム2009「バッチフラワーレメディとコミュニケーション」というシンポジウムに参加しました。バイオグラフィーワーカーでバッチのプラクティショナーをしている名古屋の中村かをるさんに招待していただきました。私はバッチフラワーレメディやバッチ博士の哲学にはとても興味がありますが、コースはまだレベル1しか終わっていません。

会場は赤坂見附の駅から坂を上がって、日比谷高校の横にあったのですが、初めて見た日比谷高校の雰囲気に感動しました。会場に集まっていたバッチのプラクティショナーの人たちの明るい健康的な雰囲気もよかったです。

「今、ここ」、「感情」に焦点を当てる、バッチのシンプルに見えるけれどもものすごい深い哲学が、今多くの人をひきつけているのだろうとあらためて感じました。私がバイオグラフィカルカウンセリングのトレーニングで学んだ「ダイアローグ」というのがまさに、「今、ここで何を感じているのか」がエッセンスなので、共通性がはっきり見えてうれしく思いました。

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